ひろゆきさんを論破したことでF爺の名で一躍有名になった、著者の小島剛一さん。
私はひろゆきさんを論破する何年も前から存じ上げていました。(自慢)
8年ほど前に夫の仕事でトルコに住むことになった際に読んだのが始まりです。
それから博識な小島さんにどハマりして、ブログも良く拝読するようになりました。
F爺・小島剛一のブログ
小島さんはフランス在住の言語学者で、この本ではトルコ語や、クルド人をはじめとした、トルコの少数民族の言語の調査をしています。
しかしトルコ共和国には、少数民族の存在や、彼らの言語の使用を認めない方針があり、少数民族を弾圧しているので、彼らのことを調査している小島さんを逮捕し、調査の邪魔をしてきます。
小島さんの文章の魅力は、世界中の民族、言語、宗教に関しての膨大な知識はもちろん、小島さんご自身が体験された、投獄や、窃盗の被害などのハラハラするエピソードや、地元の方々にとても親切にしていただいた心温まるエピソードが生き生きと書かれているところにあります。
ひろゆきさんを論破しただけではない、本当の小島さんの魅力や面白さ。
ぜひ、本書を手にとって知っていただきたいなと思います。
そんなわけで、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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