「おひとりさまの老後」上野千鶴子 著の感想

3.5
本の感想

「おひとりさまの老後」

上野千鶴子 著

子なし主婦で夫が20歳年上の私が今心配なのは、

①孤独な老後が嫌だ!(今も孤独だけど…)

②私が死ぬとき、誰も看取ってくれなくて孤独死するのでは…

③私が死んじゃった後、葬儀やお墓はどうなるんだろう?

ざっとこの3点が不安です。

上野千鶴子先生の「おひとりさまの老後」のあとがきには、

「不安は、おそれの対象がなにか、よくわからないときに起きる感情だ。」

と書いてあります。

不安に思ったことはちゃんと調べて、老後を迎える前にきちんと準備しておけば安心できそうです。

本書を読んで解消した不安は

①孤独な老後が嫌だ!

→コレクティブハウスという、各自の個室と食堂などの共有スペースのある集合住宅に住んで緩やかなつながりを持つ。

有料老人ホーム以外の選択肢が世の中にはいろいろあって、そこで友達付き合いや近所付き合いをしたらいいっぽい。

②私が死ぬとき、誰も看取ってくれなくて孤独死するのでは…

 →遺品整理屋さんのお世話になるほどの孤独死をされる方は、生前から孤立されていたので、普段からまめなコンタクトをとる人間関係を築いておく!

私みたいに、ぼっちになりやすい人は、コレクティブハウスなどの強制的に人と繋がる住居に住んだ方がいいっぽい。

③私が死んじゃった後、葬儀やお墓はどうなるんだろう?

 →葬儀とお墓について、のこされた人が困らないように希望を伝えておく。

そして費用と謝礼はきちんと残しておく!

子なしの自分には、残された人って誰になるか分かりませんが…。

業者さんを頼ったらいいのかな…?

そんなわけで、本書のあとがきの

「香山リカちゃん、酒井順子さん、もう「老後は怖く」無いからね!」

という言葉に励まされました。

上野先生をはじめとする、先輩方のお知恵を拝借して、なんとか安心して老後を迎えられそうです。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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