映画「バービー」の感想

映画の感想

X(旧Twitter)のバーベンハイマー(原爆投下をバカにしたコラ画像)のせいで悪い印象で、絶対見ないと思っていたけどみました。

オープニングが「2001年宇宙の旅」だったので、やっぱり昔の名作映画って教養としてみておいた方がいいんだなって思いました。

以下、ネタバレです↓

ケン、ごめんよ…!

バービーランドは現実世界と男女が逆転した世界。

大統領も女性、工事現場も女性が働いていて、ケンはバービーの添え物として存在していて、アイデンティティがない。

ところが、現実世界に行ったケンは、男が主権を握っているのを見て感化されちゃって、バービーランドで暴走しちゃう。

私も昔、リカちゃんの彼氏を蔑ろにしていたから、ケン、ごめんよって思った。リカちゃんの彼氏の名前は覚えてない。

それくらいリカちゃんやバービーの世界って、女の子だけで完結する世界ですよね。あれって本当になんなんだろう。

私も結構大人になるまで女の子だけの世界に引きこもっていて、実際に社会に出てみるとおじさんばっかりで、(それこそマテル社の幹部のように)これじゃぁやっていけない…!って壁にぶちあたりました。

だからバービーの持ち主の女の子は、バービーのことを責めたのかな?

バービーの世界にどっぷりつかりすぎると、現実世界に適応できなくなっちゃうものね。

普通のバービーに賛成!

物語終盤、普通のバービーを作りましょう!という提案にすごく納得。

なぜなら、私は子なしの専業主婦でアイデンティティが何にもないから…!

医者とか大統領とか何者かにならなくちゃいけないんじゃなくて、自分は自分っていうことが大事なんだ!

ケンもラストは、バービーの添え物じゃなくて、「僕はケン!」ってアイデンティティに目覚めていたしね。

謎多きラスト

ラストの方は、割とわかんないことが多い。

人によって解釈が分かれると思うから、みんなの感想と解釈を知りたい!

最後は自我に目覚めたってこと?

バービーは死なないけど、人間は死ぬ。それでもバービーは人間になることを選んだのは、いろんなことを知ってしまったから?

婦人科に行ったのは出産するため?

生きることは大変だから、男社会、バービー、空想が必要ってセリフがあったけど、その通りだな。私も専業主婦で、夫(=男社会)に寄りかかって生きているし…。

自分は人間なのに人形のように生きていないか?

そんなこと考えさせられる映画でした。

そんなわけで、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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